福岡市の改良現場、前面道路が5m、宅地との高低差約2.5mの現場でした。さらに、NTTの架線があり、25tクレーン作業がぎりぎりで肝を冷やしました。改良工事は順調でした。
 
 このように擁壁のある現場は、背面の埋め戻しが十分でなくたびたびこのような、工事を行うこともあります。住宅の地盤改良工事は、1部だけが悪いからと言って、その部分だけ、改良すれば済むことではありません。同一地盤に異種の工法を行えば、地盤の強さが不均一になり不同沈下を起こす恐れがあるからです。